30代独身男性は、地方で月いくらあれば豊かに暮らせるのか。北関東で暮らす僕のリアル
「地方なら、生活費は安いんでしょ」
都会に住んでいる人からすると、地方暮らしにはそんなイメージがあるかもしれない。
たしかに、家賃や駐車場代、外食の単価などを見ると、東京より地方の方が安く済む部分は多いと思う。
でも実際に地方で暮らしていると、そんなに単純な話でもない。
車は必要になる。人付き合いもある。健康にもお金を使いたい。サブスクも使う。たまには旅行もしたい。将来のために投資もしたい。
そう考えると、地方だからといって「月15万円で余裕です」とは、僕はあまり思えない。
今回は、30代独身男性が地方で豊かに暮らすには、月いくらくらい必要なのか。北関東で暮らしている僕のリアルな支出感覚を書いてみたい。
僕の場合、ざっくり月27万〜28万円くらい使っている
まず、自分の毎月の支出をざっくり書いてみる。
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 家賃 | 8万円 |
| 水道光熱費 | 2万円 |
| 自動車保険 | 8,000円 |
| 食費 | 4万5,000円 |
| パーソナルジム | 4万円 |
| サブスク | 1万5,000円 |
| 雑費・交際費 | 7万円 |
| 合計 | 約27万〜28万円 |
こうして見ると、普通に使いすぎ感はある。
家賃8万円は地方にしては安くない方かもしれない。パーソナルジム4万円も、人によっては真っ先に削る支出だと思う。雑費と交際費7万円も、かなりふわっとしている。
ただ、これが今の僕のリアルに近い。
ものすごく贅沢をしている感覚はない。でも、かなり切り詰めている感覚もない。
地方で、そこそこ快適に、独身男性が自分のペースで暮らす。そのくらいのラインだと、僕の場合は月27万〜28万円くらいになっている。
地方暮らしは安い。でも車がある
地方暮らしの大きな特徴は、やはり車だと思う。
東京なら電車移動が中心になる。地方では車が生活の中心になる。
僕の場合、車は数年前に一括で払っているので、毎月の車両ローンはない。ここは正直、あまり参考にならないかもしれない。
もし車のローンが月3万円〜5万円ある人なら、それだけで生活費はかなり変わる。さらに、ガソリン代、車検、タイヤ交換、オイル交換、自動車税、修理代もある。
車があると生活は本当に快適だ。
- 満員電車に乗らなくていい
- 好きな時間に動ける
- 買い物も楽
- ジムにもゴルフにも行きやすい
でもその分、車は地方暮らしの大きな固定費でもある。
地方は家賃が安い。でも車が必要。
この差し引きを考えないと、「地方は安い」とは簡単に言えないと思う。
都会になくて、地方にあるもの
地方には、都会にはない豊かさがある。
- 家が広い
- 駐車場がある
- 道が広い
- 人混みが少ない
- 自然が近い
- 少し車を走らせれば、温泉やゴルフ場、郊外の飲食店にも行ける
これはかなり大きい。
東京で同じ広さの部屋に住み、車を持ち、駐車場を借り、週末にゆったり移動しようと思ったら、かなりお金がかかる。
地方なら、それが現実的な範囲に入ってくる。
僕にとっての豊かさは、毎日キラキラした場所に行くことではない。落ち着いた家があって、車で快適に移動できて、健康のためにジムに行けて、たまに外食や旅行ができること。
そう考えると、地方暮らしはかなり相性が良い。
ただし、地方でもお金は普通にかかる
地方に住んでいるからといって、お金がかからないわけではない。
むしろ、ある程度ちゃんと暮らそうとすると、普通にかかる。
食費は物価高で上がっている。電気代も高い。ガソリン代もある。保険もある。人付き合いもある。冠婚葬祭もある。スマホやネット、サブスクも使う。
今はYouTubeプレミアム、Amazonプライム、AI、Netflixなど、便利なものが多い。一つひとつは小さくても、積み上がると普通に1万円を超える。
僕の場合、サブスクだけで月1万5,000円くらいある。
高いと言えば高い。でも、仕事や生活の効率、娯楽、情報収集に使っていると思えば、完全に無駄とも言い切れない。
このあたりは、節約というより「自分にとって必要かどうか」を見極めるしかない。
月いくらあれば豊かかは、結局収入による
身もふたもないけれど、結局のところ月いくらあれば豊かに暮らせるかは、収入による。
月27万円使っていても、手取りが30万円ならかなり苦しい。ほとんど残らないし、投資もできない。
手取りが40万円なら、少し余裕が出る。手取りが50万円以上あれば、投資や旅行、将来の準備もしやすくなる。
同じ27万円の支出でも、収入によって感じ方はまったく違う。
生活費だけで見れば、地方の独身男性なら月20万円前後でも暮らすことはできると思う。
でも、豊かに暮らすとなると話は別だ。
- 健康にお金を使う
- たまに外食する
- 旅行に行く
- 親孝行をする
- 身だしなみを整える
- 積み立て投資をする
- 急な出費にも耐える
そう考えると、月30万円弱の支出は、そこまで異常でもない気がしている。
個人事業主や経営者は、また見え方が変わる
会社員か、個人事業主か、経営者かでも生活費の見え方は変わる。
個人事業主や経営者の場合、仕事に関係する支出を経費にできる場面がある。
たとえば、車、携帯、ネット、家賃の一部、電気代の一部など。もちろん何でも経費にできるわけではないし、仕事と生活が混ざる部分は家事按分が必要になる。
このあたりは税理士さんに確認しながら、きちんとやるべきだと思う。
ただ、経営者や個人事業主の場合、生活費と事業費が完全に分かれにくいのは事実だ。
車も仕事で使う。スマホも仕事で使う。自宅でも仕事をする。会食が仕事につながることもある。
そうなると、同じ支出でも「ただの浪費」なのか「仕事に必要な支出」なのかの判断が少し変わる。
ここは会社員とは違う部分だと思う。
積み立て投資をするかどうかで、必要額はかなり変わる
豊かに暮らすうえで、毎月の積み立て投資をするかどうかも大きい。
たとえば、生活費が月28万円。そこに積み立て投資を月5万円するなら、最低でも33万円は必要になる。
さらに旅行や車検、家電の買い替え、税金、冠婚葬祭などを考えると、月の収入はもっと必要になる。
僕自身、以前からインデックス投資をコツコツ続けてきた。ただ、会社運営の資金繰りが苦しくなったときには、取り崩すこともあった。
これは正直、かなり悔しい経験だった。
だからこそ、今は生活費だけでなく、将来のためのお金も含めて整えたいと思っている。
地方で暮らすなら月いくら必要か。この問いは、単なる生活費だけでは答えられない。
- 今を楽しむお金
- 将来を守るお金
- 事業を続けるお金
このバランスを考えないといけない。
節約にとらわれすぎると、今が窮屈になる
もちろん、無駄遣いはよくない。
- 固定費を見直す
- 不要なサブスクを切る
- 食費を管理する
- 車の維持費を把握する
- 見栄のための支出を減らす
これは大事だと思う。
でも、節約や倹約にとらわれすぎて、今の生活が窮屈になりすぎるのも違う気がしている。
30代は、まだ体力もある。仕事もできる。遊びにも行ける。親もまだ一緒に旅行できる。健康にも投資できる。
この時期に、将来の不安だけを見て何も使わないのは、それはそれで寂しい。
僕の場合、パーソナルジムに月4万円使っている。人によっては高いと思うかもしれない。
でも、健康維持、体づくり、運動習慣、メンタル面を考えると、かなり良い支出だと思っている。
お金は貯めるためだけにあるわけではない。今の生活を整えるためにもある。
ここは忘れたくない。
支出を最適化し、収入を最大化する
結局、やるべきことはシンプルだと思う。
支出を最適化する。収入を最大化する。
この2つをやめてはいけない。
支出を削るだけでは限界がある。でも、支出を見ないまま収入だけ増やしても、生活はなかなか楽にならない。
- 家賃は適正か
- 車にかかるお金は把握しているか
- サブスクは本当に使っているか
- 食費や交際費は雑になっていないか
- 健康への投資はできているか
- 毎月の積み立ては続けられているか
こういうことを定期的に見直す必要がある。
そのうえで、収入を増やす。
- 本業を伸ばす
- 事業を強くする
- 新しい収益源を作る
- 投資を続ける
- 自分の価値を上げる
地方で豊かに暮らすには、単に支出を下げるだけでは足りない。
収入を伸ばしながら、支出の質を上げる。これが大事だと思う。
まとめ:地方で豊かに暮らすなら、月30万円前後がひとつの目安
30代独身男性が地方で月いくらあれば豊かに暮らせるのか。
僕の感覚では、生活するだけなら月20万円前後でも可能だと思う。少し快適に暮らすなら、月25万円前後。健康、交際、趣味、サブスク、車、投資まで考えるなら、月30万円前後は見ておきたい。
さらに毎月しっかり積み立て投資をしたいなら、月35万円〜40万円くらいの余力があるとかなり安心感が出る。
僕自身は、今のところ月27万〜28万円くらい使っている。正直、使いすぎ感はある。
でも、その中には健康への投資もあるし、快適に暮らすためのお金もある。全部が無駄とは思っていない。
地方暮らしは、たしかに東京より安く済む部分がある。でも、車も必要だし、人付き合いもあるし、豊かに暮らそうと思えば普通にお金はかかる。
大切なのは、ただ安く暮らすことではない。
- 自分にとって必要な支出を見極めること
- 削るところは削ること
- 使うところにはちゃんと使うこと
- そして、収入を増やす努力をやめないこと
地方で豊かに暮らすには、節約だけでは足りない。支出を整えながら、収入を伸ばす。
結局、この地味な積み重ねが一番強いのだと思う。