月4万円台のパーソナルジムは高いのか。
事業投資、金融投資、自己投資。
お金の使い道にはいろいろありますが、最近自分の中でかなり大きなテーマになっているのが、健康への投資です。
僕はいま、月4万円台のパーソナルジムに通っています。
内容は月4回、つまり週1回。1回70分。専属トレーナーについてもらい、ピラティスのような動きから筋トレまで、その日の状態に合わせてメニューを組んでもらっています。
通い始めて、もう1年ちょっとになります。
正直、安くはありません。
年間で考えれば約50万円。
旅行にも行けるし、家電も買えるし、投資信託に回すこともできます。
では、それだけのお金をジムに使う価値はあるのか。
今回は、実際に1年ちょっと通っている自分の感覚で書いてみたいと思います。
なぜパーソナルジムに通い始めたのか
目的は大きく3つあります。
運動不足を解消したい。
健康を維持したい。
ガリガリ気質の体を、少しでも大きくしたい。
昔から、自分は体が大きいタイプではありません。太りにくいという意味では得な部分もありますが、裏を返せば筋肉もつきにくい。
年齢も30代になり、このまま何もしないと、体力も筋力も落ちていくのだろうなという感覚がありました。
仕事をしていると、どうしても体を動かす時間は後回しになります。
経営のこと。
お金のこと。
人のこと。
家族のこと。
日々の予定。
やることはいくらでもあります。
でも、体は一番の土台です。
お金があっても、仕事があっても、体が弱っていたら楽しめない。
そう考えると、健康にお金を使うことはかなり重要な投資なのではないかと思うようになりました。
一般のジムではなく、パーソナルにした理由
普通のジムなら、もっと安く通えます。
月1万円前後で使えるジムもありますし、24時間ジムなら自分の好きなタイミングで行けます。
でも、僕はたぶんそれだと続きません。
自分の性格上、「自由に行っていいですよ」という形式だと、だんだん行かなくなるのが見えています。
今日は疲れている。
明日でいいか。
今週は忙しい。
来週から本気出そう。
こういう言い訳を、僕はかなり自然に作れます。根っこに怠惰な部分があるのだと思います。
だからこそ、あえて「人と約束する形」にしました。
予約を入れて、トレーナーさんが待っている。
そうなると、行かざるを得ない。
これは僕にとってかなり大きいです。
パーソナルジムの価値は、トレーニング内容だけではなく、自分を逃げられない環境に置けることにもあると思っています。
1年ちょっと通って、体重は4〜5キロ増えた
通い始めて1年ちょっと。
体重は、だいたい4〜5キロ増えました。
もともとガリガリ気質の自分からすると、これはかなり大きい変化です。
ただ太ったというより、定期的に体を動かし、食事も少し意識するようになった結果として、体が少しずつ変わってきた感覚があります。
もちろん、劇的なビフォーアフターのような変化ではありません。
ある日突然、鏡を見て「別人だ」となるわけでもありません。
でも、1年単位で見るとちゃんと変わっている。
この「地味だけど確実に変わっている感じ」が、かなり良いです。
経営も投資もそうですが、短期間で派手に変わるものより、じわじわ積み上がるものの方が、結局は強いのだと思います。
週1回の計測で、自分の状態が見える
僕が通っているジムでは、週1回、体重などを計測します。
月1回はINBODYも使って、体の状態を見ながらフィードバックを受けます。筋肉量や体脂肪の状態を確認し、食事の話もします。
これが意外と面白いです。
体重は、ただ増えたり減ったりしているだけではありません。
仕事やメンタルの状態が、けっこう数字に出ます。
特に分かりやすいのが、月末です。
経営者的に月末は、どうしてもキツイ時期があります。支払い、資金繰り、売上、数字の確認。気持ちが落ち着かない時期です。
そういう時期になると、面白いことに体重が落ちたりします。
たぶん、ちゃんと食べられていないのだと思います。
食欲が落ちたり、食事が雑になったり、気づいたら摂取量が足りていなかったりする。
精神的に弱すぎる。笑
でも、こういう変化が数字で見えるのは大事です。
「最近ちょっと疲れているな」ではなく、実際に体重が落ちている。
つまり、体が反応している。
経営の数字を見るように、自分の体の数字も見る。
これは、自分にとってかなり良い習慣になっています。
食事は厳しく禁止されるわけではない
パーソナルジムというと、食事制限が厳しいイメージがあるかもしれません。
鶏むね肉。ブロッコリー。玄米。
スナック菓子禁止。カップ麺禁止。甘いもの禁止。
もちろん、スナック菓子やカップ麺をすすめられることはありません。
でも、僕の通っているところでは、厳しく禁止される感じでもありません。
食べるなら何を増やすか。
どうやって炭水化物を摂るか。
体を大きくするには、そもそも食べる量が足りているのか。
そういう方向で話をしてくれます。
自分の場合、体を絞るよりも、まずは大きくしたい。
なので、食事も「減らす」より「足りないものを足す」感覚です。
うどんやパスタは、炭水化物の摂取としては良いと言われています。
これはありがたいです。
食事まで全部ストイックにしすぎると、自分の場合は続かないと思います。仕事でも多少疲れているのに、食事まで毎日厳しく管理されたら、たぶん嫌になります。
だから、現実的に続けられる範囲で意識する。
このくらいの温度感が、自分には合っています。
実際のトレーニングは楽しい。でも普通につらい
トレーニングは、雑談もしながらなので楽しいです。
仕事の話をしたり、最近の体調を話したり、食事のことを聞かれたり。完全に黙々と追い込まれるというより、会話しながら進んでいくので、雰囲気は悪くありません。
ただ、負荷は普通につらいです。
「あと少しです」と言われても、その少しが長い。
「いい感じです」と言われても、本人はかなり限界。
普段使っていない筋肉を使うので、終わった後はしっかり疲れます。
中でも一番つらいのは、肩のメニューです。
肩は本当にきつい。
脚もきついし、胸も背中ももちろん楽ではありません。
でも、自分の中では肩が一番つらい。
重さ自体がものすごく重いわけではなくても、じわじわ効いてくる感じがある。途中から腕が上がらなくなってくるし、最後の数回はかなり精神力を使います。
トレーナーさんは「あと少しです」と言います。
でも、その「あと少し」が普通に長い。
行く前に「今日はちょっとしんどいな」と思う日もありました。
でも、最近は比較的楽しく行けています。
これは大きな変化です。
最初は義務感が強かったものが、少しずつ生活のリズムになってきた。週1回でも、体を動かす予定が固定されているだけで、健康への意識はかなり変わります。
月4万円台は高いのか
問題はここです。
月4万円台。年間にすると約50万円。
高いか安いかで言えば、高いです。
普通のジムと比べればかなり高い。投資に回せば、将来の資産形成にもつながる金額です。
でも、自分の場合はわりと良いお金の使い方だと思っています。
理由は、単に筋トレをしているからではありません。
運動する習慣を買っている。
健康意識を買っている。
自分の怠惰を管理してもらっている。
将来の体力低下を少しでも防ごうとしている。
そう考えると、ただのジム代ではなく、生活の土台に対する投資です。
もちろん、誰にとっても正解とは思いません。
自分で継続できる人なら、普通のジムで十分だと思います。YouTubeを見ながら自宅トレーニングできる人もいます。ランニングやウォーキングを習慣化できる人もいる。
でも僕は、自分一人だとサボる可能性が高い。
だから、自分の弱さを前提にして、お金で仕組みを作った感じです。
年50万円は妥当なのか
年50万円。
こう書くと、かなり大きい金額です。
でも、週1回70分の時間を確保し、専属トレーナーに見てもらい、体の状態を測定し、食事のフィードバックを受け、1年以上継続できている。
さらに、体重が4〜5キロ増えて、運動習慣が生活の中に入ってきた。
そう考えると、自分としては妥当だと思っています。
もちろん、もっと安くする方法はいくらでもあります。
普通のジムに通う。
自宅で筋トレする。
ウォーキングやランニングをする。
食事管理アプリを使う。
それで続く人は、それが一番コスパが良いです。
でも、自分にとって大事なのは、最安値ではありません。
続く仕組みかどうか。
ここが一番大事です。
安くても続かなければ意味がない。
高くても続いて、体が変わり、生活の意識が変わるなら価値がある。
この考え方は、仕事や経営にも少し似ています。
何でも自分でやれば安い。
でも、自分でやると続かないこと、後回しになること、雑になることがある。
そういうものは、外部の力を借りた方が結果的に良い場合があります。
僕にとってパーソナルジムは、まさにそれです。
健康投資は、地味だけどかなり大事
投資というと、どうしても株や不動産、事業への投資を考えがちです。
もちろんそれも大事です。
でも、自分自身の体に投資することも、かなり大事だと思います。
仕事を続けるにも体力がいる。
遊ぶにも体力がいる。
旅行に行くにも、家族と過ごすにも、健康がいる。
体が弱ってしまうと、自由の意味も変わってしまいます。
FIREを目指すにしても、豊かな暮らしを目指すにしても、結局それを楽しむ体が必要です。
お金だけ増えても、体がボロボロでは少し寂しい。
そう考えると、月4万円台のパーソナルジムは、単なる贅沢ではなく、自分にとってはかなり現実的な投資だと感じています。
まとめ:高い。でも自分には必要な投資だった
月4万円台のパーソナルジムは高いのか。
高いです。
でも、僕にとっては悪くない投資です。
普通のジムならもっと安く済む。
でも、自分は行かなくなる可能性が高い。
だから、人と約束して、トレーナーに見てもらい、数字で確認しながら、半ば強制的に健康へ向き合う形を選びました。
1年ちょっと通って、体重は4〜5キロ増えました。
月末に体重が落ちるくらい、仕事やメンタルの影響も体には出ると分かりました。
肩のメニューは今でも普通につらいです。
でも、それでも続けられている。
これは、自分にとってかなり価値があります。
事業もお金も暮らしも大事ですが、その土台には体があります。
これからも無理なく続けながら、少しずつ体を大きくして、健康的に働き、遊び、暮らしていきたい。
そう考えると、月4万円台のパーソナルジム代は、ただの出費ではなく、未来の自分への投資なのだと思います。